2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、8月27日の第4ステージは最後の2級山岳に突入し、集団の人数がさらに絞られていく。
山頂手前の残り26kmでウィナー・アナコナ(ランプレ・メリダ)、アダム・イェーツ(オリカ・グリーンエッジ)がアタック。ここにロマン・シカール(ヨーロッパカー)、そして総合3位のアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)が合流し、一時20秒近いリードを築く。
集団はカチューシャが中心となってコントロールし、残り9kmでこの危険な逃げを捕まる。その後は、オリカ・グリーンエッジがスプリントに向けてペースアップする。
残り1.7kmからのアダム・ハンセン(ロット・ベリソル)の連日のアタックも実らず、最後は約60人でのスプリント勝負に。力強い加速を見せたジョン・デゲンコルブ(ジャイアント・シマノ)が2位以下に数車身差をつけて、ステージ優勝をつかんだ。デゲンコルブは、ブエルタ通算ステージ6勝目となった。
2位はビセンテ・レイネス(IAMサイクリング)、3位にはマイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ)が入り、総合首位のマイヨロホを守った。
総合2位は8秒差でナイロ・キンタナ、3位は15秒差でバルベルデとモビスター勢が続いている。
マシューズはポイント賞でもトップに浮上。山岳賞はルイス・マス(カハルラル)が守り、複合賞はバレリオ・コンティ(ランプレ・メリダ)が奪還。敢闘賞は、アメツ・チュルーカ(カハルラル)が受賞した。
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