2014年ブエルタ・ア・エスパーニャ、8月25日の第3ステージ、残り約20kmでモビスターの選手たちが落車した。総合首位のマイヨロホを着るアレハンドロ・バルベルデも、その犠牲となっていた。
落車に巻き込まれたのは、アドリアーノ・マローリ、ヨナタン・カストロビエホ、バルベルデの3人。他の2人がレース復帰までに時間がかかる中、バルベルデはいち早く立ち上がり、集団に戻った。
しかし、位置取りが後方だったため、最後の短い上り坂で集団前方の争いに加われず、優勝したマイケル・マシューズ(オリカ・グリーンエッジ)から7秒遅れでゴールした。
モビスターのもうひとりのエース、ナイロ・キンタナは先頭集団でゴールし、4秒差の総合2位につけている。バルベルデも11秒差の3位と、なんとかダメージを最小限に抑えた。チームから発表されたバルベルデのコメントは以下の通り。
「目の前にいたチームメイトがサコッシュを取ろうとしてクラッシュし、僕も落車した。地面を滑っただけでなく、鋭いショックもあった。打撲はなかった。チームメイトのバイクに当たって、背中を打ったんだ。でも、すぐに立ちあがって、前に進んだよ」
「(最後の)坂はかなり後方で上り始めたから、(タイムロスは)そのせいだね。このタイムロスは問題ない。7秒はどうってことないよ。背中はちょっと痛むけど、大事にはいたらず、回復することを願っている」
「ジャージを失ったことはそれほど残念じゃない。それよりもこのステージを勝ちたかったんだ。できなかったけど、これが自転車レースだ。こういうことはよくあるし、走り続けるしかないんだ」
Matthews vence en el repecho de Arcos y es... 投稿者 la_vuelta
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