東欧のポーランドを舞台にしたステージレース、第71回ツール・ド・ポローニュが8月3日に開幕した。第5ステージがザコパネからシトゥルブスケー・プレソまでの190kmで行われた。
スタートから17.5km地点でスロバキアへの国境を越え、タトラ山脈周辺の街を走り抜け、標高1313mのシトゥルブスケー・プレソにゴールする今大会最初の山岳ステージ。後半は周回コースになっており、シトゥルブスケー・プレソには3回上る。序盤から強い雨が降り続くレースとなった。
周回コースでアタックを決める選手もいたが最終周回にはすべて吸収され、勝負は20数人でのゴール前のスプリントとなった。勝利をもぎ取ったのはポーランド人、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)だ。7月のツール・ド・フランスで山岳賞ジャージを獲得し、母国で一躍ヒーローになったマイカがここでも実力を見せつけた。
マイカは総合成績でもチェコのペテル・バコッチ(オメガファルマ・クイックステップ)に1秒差に迫った。第6スレージも山岳ステージで周回コースとなっている。最大勾配22%の坂を4回上る。レースは8月9日まで行われる。
《五味渕秀行》
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