【ツール・ド・ポローニュ14】選手を陰で支えるチームスタッフ、レース後も仕事は続く | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・ポローニュ14】選手を陰で支えるチームスタッフ、レース後も仕事は続く

スポーツ 短信
アスタナのメカニック(ツール・ド・ポローニュ14)
  • アスタナのメカニック(ツール・ド・ポローニュ14)
  • 遅くまでご苦労さまです(ツール・ド・ポローニュ14)
  • スカイのメカニック(ツール・ド・ポローニュ14)
  • ガーミンのメカニック(ツール・ド・ポローニュ14)
  • ランプレのメカニック(ツール・ド・ポローニュ14)
  • チームカーの洗車中(ツール・ド・ポローニュ14)
  • BMCのメカニック(ツール・ド・ポローニュ14)
東欧のポーランドを舞台にしたステージレース、第71回ツール・ド・ポローニュが8月3日に開幕した。

レース終了後、チームは翌日のスタート地点近辺のホテルまで移動する。この移動距離がレース並みの距離に及ぶことがある。第2ステージのゴール地点ワルシャワから、第3ステージのスタート地点キェルツェまではざっと180kmだ。

第2ステージ後の宿泊先に複数のチームが滞在するホテルを選択した。表彰式終了後すぐにワルシャワを発ったが、キェルツェの宿に着いたころは20時を過ぎていた。チームバスも同様だ。

ホテルの駐車場は先着しているチームカーやメカニックのカミオンでいっぱいだった。スカイ、BMC、ランプレ、アスタナ、ガーミンの5チームが滞在していた。

どのチームもメカニックたちがバイクのメンテナンス、チームカーの洗車などに追われていた。彼らは先着しているとはいえ、今日のレースで使用したバイクを点検するのだから、もちろん作業できるのはレース終了後にキェルツェに着いてからだ。

レースも含めると1日に400km以上を車で走り、さらにレース後も翌日に備えて準備をするチームスタッフたち。ポーランドの日没は遅いが、それでも20時を過ぎたら薄暗くなってくる。選手の活躍の背景には遅くまで仕事をする彼らの努力があることを改めて感じた。

ちなみにレース後の移動の多いステージは翌日のスタート時間が遅い。第3ステージは14時15分のスタート。レース関係者全員が長い移動をしているのだから当然と言えば当然だろう。

気になったので22時にもう一度駐車場へ行ってみると、チームバス備え付けの乾燥機だけが照明の落とされた中で音を立てていた。
《五味渕秀行》

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