【ツール・ド・ポローニュ14】第5ステージ、マイカが上りスプリント制覇 地元ポーランド人10年ぶり優勝 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・ポローニュ14】第5ステージ、マイカが上りスプリント制覇 地元ポーランド人10年ぶり優勝

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2014年ツール・ド・ポローニュ第5ステージ、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が優勝
  • 2014年ツール・ド・ポローニュ第5ステージ、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が優勝
  • 2014年ツール・ド・ポローニュ第5ステージ、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が優勝
  • 2014年ツール・ド・ポローニュ第5ステージ、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が優勝
  • 2014年ツール・ド・ポローニュ第5ステージ、ラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)が優勝、総合首位はペテル・バコッチ(オメガファルマ・クイックステップ)
  • 2014年ツール・ド・ポローニュ第5ステージ
  • 2014年ツール・ド・ポローニュ第5ステージ
2014年ツール・ド・ポローニュ(UCI2.WT)、8月7日の第5ステージはザコパネ~シトゥルブスケー・プレソ間の190km。タトラ山脈を駆け抜け、最後は隣国スロバキアでの頂上ゴールで決着する今大会初の山岳ステージとなった。

強い雨が断続的に降るレースで、序盤は多くの選手がアタックを仕掛ける。一時はマチェイ・パテルスキ(CCCポルサット)、ヤロスラフ・ポポビッチ(トレックファクトリーレーシング)ら16人が先頭集団を形成。しかしオメガファルマ・クイックステップ、ティンコフ・サクソらがコントロールするメイン集団は、終盤の25.4kmを2周する周回コースの2周目にすべての逃げを吸収する。

残り3kmを切ると有力選手たちがペースを上げ、アタックの応酬が繰り広げられる。しかし、最後は25人あまりの集団でまとまって上りスプリント勝負となり、ゴール前でタイミングよく飛び出したラファル・マイカ(ティンコフ・サクソ)がステージ優勝をつかんだ。2位はベナト・インサウスティ、3位はヨン・イサギレとモビスターの2人が同タイムで続いた。

ツール・ド・フランスでステージ2勝、山岳賞と活躍したマイカは、母国ポーランドのレースで見事にファンの期待にこたえ、ツール・ド・ポローニュではマレク・ルトキビッツ以来10年ぶりとなる地元選手のステージ優勝を挙げた。

大会のプレスリリースを通じ、マイカは「上りはすごく速くて、重いギアで走った。ポーランドのサポーターのみんなが僕の名前を叫んでいたから、モチベーションが上がって勝てたんだね。特に彼らのためにこのレースにやってきたから、すごくうれしいよ。10年間、ツール・ド・ポローニュではポーランド人の優勝がなかった。でも、もちろん僕はツール・ド・フランスのときと同じように走ったんだ」と喜びを語った。

総合首位は当初マイカと発表されたが、直後にリザルトが訂正され、26秒遅れでゴールしたペテル・バコッチ(オメガファルマ・クイックステップ)が、マイカに対して1秒差でイエロージャージを守っている。
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