ヨーロッパカーの新城幸也は、雷も発生する悪天候の中で行われたジロ・デ・イタリア第12ステージの個人タイムトライアルを慎重な走りでゴール。それでも区間63位のタイムで終えた。
イタリアワインの名産地バローロにゴールする41.9kmの個人タイムトライアル。ブドウ畑が一面に広がる丘陵地帯がコースの大半を占め、予想以上にアップダウンの激しいレイアウトだった。
曇りがちで小雨が降ったり止んだりの空模様の中をスタートした新城は、リラックスした様子ながらもケガを感じさせない快調な走りで前半の上りをこなした。しかし、ゴールまで25kmを過ぎると雨脚が強まり、下り基調の区間でもコーナーを攻めきることができない。さらにゴールに向けて雨脚は強まり、慎重な走りに徹した。
「タイムトライアルはその時の調子が表れるけど、今日はケガもコンディションも回復してきたと感じられたのでいい兆候だ。我慢してきたかいがあった。今年のジロはこれからです」と新城は力強く語った。
《》
page top