ラキエム・グロフ・ピアストフスキフが5月9日から11日までポーランドで開催され、第1ステージでビーニファンティーニNIPPOデローザのグレッガ・ボレがゴールスプリントでイタリアのベテラン選手ダビデ・レベリン(CCCポルサット)らを打ち負かしてステージ優勝。総合順位、ポイント賞でも首位に立ち、第2ステージまでリーダージャージを守った。
ビーニファンティーニNIPPOデローザは、5月4日に閉幕したU23のステージレースに引き続き、メンバーを入れ替える形でポーランド遠征を続けていた。第1ステージは1級山岳を5つ含む難易度の高い156.7kmのクイーンステージ(最難関区間)で、第2ステージは平坦基調の161.7km、最終日第3ステージは30.2kmの個人タイムトライアルという3日間構成で、日本人選手は小石祐馬が出走した。
最終ステージを終えて、チームの最高位はタイムトライアルを得意とするエドワード・グロスの総合10位。
またボレら多くの選手がツアー・オブ・ジャパンに参戦予定のため、この大会はツアー・オブ・ジャパンへの調整も兼ねており、チームは同大会に向けて非常にいい感触をつかんだ。
「4月のサーキット・デ・アルデンヌに次ぐ、もう1つの素晴らしい勝利だった。ゴール前の彼の走りは素晴らしく、クイーンステージである今日の勝利は重要な意味をもつ。明日からのステージでは、リーダージャージを守るべく、厳しい展開になったとしても全力で戦いたいと思う」とステファノ・ジュリアーニ監督(第1ステージ終了時)。
チームはシーズン5勝目を挙げた。次戦はツアー・オブ・ジャパン(5月18~25日)。
《編集部》
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