
卓球の「WTTチャンピオンズ・モンペリエ」が10月28日から11月2日にかけて行われる。世界ランキング上位者が集まる大会で、レベルの高い戦いが予想される。27日までにドローも発表されている。
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■トップ2の孫穎莎、王曼昱が不在
昨年は大藤沙月(ミキハウス)が日本選手3人を下して女子シングルスで初優勝を飾った。今大会も日本勢の躍進に期待が高まっている。
ドローによると、今大会にワイルドカードで出場する早田ひな(日本生命)は、世界ランキング5位の王芸迪(中国)と対戦する。2023年には世界卓球とアジア競技大会で連勝を飾った早田が、通算2勝3敗の相手に挑む。
前週の「WTTスターコンテンダー・ロンドン」を制した張本美和(木下グループ)は、1回戦でベテランのユアン・ジア・ナン(フランス)と対戦。また、伊藤美誠(スターツ)は経験豊富なエリザベタ・サマラ(ルーマニア)と顔を合わせる。
さらに、直近発表された世界ランキングでトップ10入りした橋本帆乃香(デンソーポラリス)は、リウ・ヤンズー(オーストラリア)との初戦を迎える。2回戦では、前回女王の大藤との同士討ちの可能性もある。
今大会には、世界1位の孫穎莎と2位の王曼昱がエントリーしておらず、日本勢が優勝争いに加わる可能性がある。昨年、快進撃を見せた大藤に続く選手は現れるのか。
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