【MLB】右肘手術の大谷翔平、MVPは不動か 識者見解「メジャー史上最高のパフォーマンス」 好敵手シーガー寄せ付けず | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】右肘手術の大谷翔平、MVPは不動か 識者見解「メジャー史上最高のパフォーマンス」 好敵手シーガー寄せ付けず

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【MLB】右肘手術の大谷翔平、MVPは不動か 識者見解「メジャー史上最高のパフォーマンス」 好敵手シーガー寄せ付けず
  • 【MLB】右肘手術の大谷翔平、MVPは不動か 識者見解「メジャー史上最高のパフォーマンス」 好敵手シーガー寄せ付けず

右肘じん帯を損傷したロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は19日(日本時間20日)、手術を行った。執刀した医師によれば、打者としては2024年開幕に間に合い、25年には投手としても復帰できる見通し。今季終了となったものの、シンシナティ・レッズの元GMジム・ボウデン氏は同日、「今季のMVPはやはり大谷翔平」と改めて太鼓判を押した。

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■ア首位打者を圧倒する成績「受賞すべき」

元GMのボウデン氏は米スポーツメディア「The Athletic」において、今季のタイトルレースを予想。ア・リーグMVPについては、1位大谷、2位コリー・シーガー(テキサス・レンジャーズ)、3位カイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)と順位付け。「オオタニの2023年のパフォーマンスはMLB史上最高と言えるもので、彼は2度目のMVPを受賞すべき。打者として、彼は打率.304、出塁率.412、長打率.654で、44本塁打、102得点、95打点、そして20盗塁を記録した。投手としては10勝5敗、防御率3.14、132イニング(23試合先発)で167三振を奪った」と成績を紹介し、打率.333(現地19日時点)でリーグトップに立つシーガーでも及ばないと断言した。

一方、ナ・リーグMVPについては混戦と予想。1位ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)、2位ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)、3位マット・オルソン(ブレーブス)、4位フレディ・フリーマン(ドジャース)と並べたものの、「アクーニャとベッツは1年を通して素晴らしいレースを展開しており、両者とも受賞に値する」と記し、最後まで目が離せないと指摘した。

■ナ・リーグ新人王は千賀健闘も2番手か

ナ・リーグ新人王については、1位にコービン・キャロル(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)を指名すると、2位に千賀滉大(ニューヨーク・メッツ)、3位にマット・マクレーン(シンシナティ・レッズ)と続けた。「ナ・リーグ新人王争いはキャロルとセンガが拮抗しており、野手部門と投手部門の両方に賞がないのは残念だ」としつつ、24本塁打、47盗塁、104得点などすでに好成績をマークし、外野ならどこでも守れる「キャロルに軍配があがる」とした。

一時期、好調な打撃が評価されてア・リーグ新人王候補に名前があがっていた吉田正尚(ボストン・レッドソックスは)は選外となった。

元GMの視点から個人タイトルを予想したボウデン氏。大谷のMVP受賞はかたく、11勝を挙げている千賀はキャロルとのデッドヒートが続くと見ているようだった。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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