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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は17日(日本時間18日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたシアトル・マリナーズ戦に「3番DH・投手」で先発出場。7回8奪三振無失点の投球で、今季13勝目を挙げた。
◆【実際の映像】大谷翔平、驚愕の163キロ高速シンカーから急降下スライダーで奪った初回の三振
■ダブル規定達成まで残り「14」
今季25度目の“リアル二刀流”出場となった大谷が投打にわたり躍動し、エンゼルスを勝利に導いた。
初回の第1打席では、1死一塁から相手先発ジョージ・カービーの投じた初球の速球を左中間へ。あわや35号という当たりはフェンスを直撃し、一塁走者のマイク・トラウトが一気にホームを陥れ先制打となった。
自らを援護した大谷は、マリナーズ打線の粘りから球数が増えるものの決定的なピンチは作らせない。スライダー、シンカー、スプリットを組み合わせた配球で要所を締めるピッチングを見せる。
7イニングまで投げ切った大谷は、3安打8奪三振1四球無失点と圧巻の投球を披露しマウンドを降りた。エンゼルスはその後、マリナーズに1点差まで詰め寄られるものの、2-1で逃げ切った。
今季13勝目を手にした大谷は、これで今季の投球回を148まで伸ばしダブル規定達成の快挙までは残り14イニング。また、自身メジャー初の200奪三振までも残り4に迫っている。
ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジとの激しいMVP争いでも注目を集める中、投打にわたる活躍でインパクトを残した。
◆【実際の映像】大谷翔平、驚愕の163キロ高速シンカーから急降下スライダーで奪った初回の三振
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文●SPREAD編集部