テニスの全豪オープンは20日、女子シングルス決勝がロッド・レーバー・アリーナで行われ、世界ランキング3位で第3シードの大坂なおみ(日本)は、同24位・第22シードのジェニファー・ブレイディ(米国)と対戦。6-4、6-3でストレート勝ちを収め、2年ぶり2度目の全豪オープン優勝を果たした。四大大会での優勝は通算4度目。
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大坂は最速197キロのサーブで6本のエースを奪い、ファーストサーブでの得点率も73%を記録。2020年の全米オープン準決勝では接戦を演じたブレイディを圧倒し、わずか77分で全豪女王の座に返り咲いた。
■「皆さんからのエナジーは私にとって大きなもの」
試合後のスピーチで大坂はチームや家族への感謝を述べると、会場に集まったファンに向けても「観戦に来てくれてありがとう。皆さんからのエナジーは私にとって大きなものです。心を開いて、私たち選手を迎え入れてくれたことに感謝します。
グランドスラム決勝での勝利は素晴らしい経験だし、この機会を与えてくれてありがとう。来年もこの場に戻ってこられたらと思います。どうもありがとう」と語った。
また、敗れたブレイディも大坂の全豪制覇を祝福し、「彼女は私達(女子選手)にとっても重要な存在。自宅で観戦しているであろう若いテニス女子達も、彼女のプレーに影響を受けているはずです」と賛辞を送った。
文・SPREAD編集部