直近3試合で2勝1分けと好調なホームの大宮。降格争いから大きく抜け出すためにも勝ち点3を狙いたいが、相手の横浜FMも4連勝と好調なチーム。中澤のメモリアルゲームに華を添えようとモチベーションも高かった。
互いにミスが少なく引き締まった展開になった試合は後半14分、中澤がエリア内からクリアしたボールをウーゴ・ヴィエイラが拾ってマルティノスにパス。ドリブルを開始したマルティノスは斜めに走ってきた斎藤学を囮に使いながら右足を振り抜いた。
横浜FMは同23分に山中亮輔がエリア外からのシュートを決めて追加点。大宮の反撃を1失点に抑えて5連勝を達成した。
フィールドプレーヤーとしては最長となる140試合連続フル出場の新記録を樹立した中澤に、横浜FMのエリク・モンバエルツ監督も「日本に来て、彼のような素晴らしい選手に出会えたことを、本当に幸運だと思っています」とコメントしている。
「世界的に見ても素晴らしい記録だというのは間違いありません。彼のパフォーマンスはいまでも向上しています。私が求めるプレースタイルに応えようとしてくれています」
トレーニングでもほかの選手に規範を示し、メンタル面で引っ張ってくれるリーダーと中澤を賞賛したモンバエルツ監督。世界的に見ても素晴らしい記録と称えた。
FT: Yokohama F.Marinos 2-1 Omiya Ardija
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) 2017年7月1日
Extend the winning streak to five!
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新記録を達成した中澤にファンからは、「このポジションでの記録達成はカードをもらってないということでもある」「大きな怪我もせず出場を続けているのはすごい」「中澤と一緒に優勝したい!」などの声が寄せられている。