チェルシーのアントニオ・コンテ監督が改めてインテル監督就任の噂を否定した。イングランド・プレミアリーグ制覇目前に迫っている現在、こうした噂に影響されることなく目の前の瞬間に集中したいとしている。
今シーズンのチェルシーは怒涛の13連勝もあり中盤以降はトップを独走してきた。5月13日のプレミアリーグ第37節に勝利すれば優勝が決まるところまでこぎつけている。昨シーズンの不調から1年でチームを立て直したコンテ監督の手腕には高い評価と注目が集まり、名門復活を目指すセリエAのインテルが来シーズンの監督に招へいしたがっているとの噂が絶えない。
だがコンテ監督はイタリア行きの噂について真っ向から否定した。
「私にはあと2年間チェルシーとの契約がある。だが改めて言っておきたいのは、私にとっても選手たちにとっても大事なのはいまの瞬間に集中することであり、いまの瞬間こそが非常に重要ということだ」
選手や監督の周りにこうした噂が出るのは普通のことと話すコンテ監督。いまは自分たちにとって非常に大事な時期だ、集中力を切らさないことが重要だとしている。
《岩藤健》
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