香川真司も所属するボルシア・ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、同クラブのチームバスを狙ったとされる爆発事件で容疑者が逮捕されたことに安堵した。
4月11日に発生した事件は選手、警官それぞれ1名に負傷者を出し、事件直後はテロかとの憶測も飛び交い混乱した。21日に逮捕されたのはドイツ在住の28歳の男性とされている。
事件の動機として検察は金銭目的を挙げている。男は事件の前に、ドルトムントの株価が下がった場合に利益を得られる、金融商品を取引していたことが分かっている。
容疑者の逮捕についてトゥヘル監督は、「直接の被害を受けた我々全員にとって、状況が明確になるのは非常に重要だ」とコメントした。
「選手たちにとっては、とても安心できることだ。捜査に大きな進展があったのは間違いなく素晴らしいことだと感じる」
《岩藤健》
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