室屋義秀がキャリア2度目の優勝…レッドブル・エアレース | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

室屋義秀がキャリア2度目の優勝…レッドブル・エアレース

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室屋義秀がキャリア2度目の優勝…レッドブル・エアレース
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「Red Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)」2戦目決勝が現地時間4月16日(日)にアメリカのサンディエゴで開催され、室屋義秀がキャリア2度目の優勝を果たした。

2009年以来、8年ぶりの開催となったサンディエゴ大会は、晴天に恵まれ、予選と決勝合計でのべ4万人が観戦に訪れた。室屋は、15日(土)の予選直前練習(Practice3)で最速の0:57.909を記録。開幕戦のアブダビ大会では、決勝1走目でオーバーGにより失格となった室屋だったが、エンジン冷却トラブルに見舞われた前回と異なり、サンディエゴ大会はレースに向けて順当に進んだ。

予選で室屋はラインを変えて飛び、エアゲート上部の黄色の線よりヘルメットが高くなるペナルティで2秒加算され、10位で決勝へと進んだ。再び飛行ラインを戻して挑んだ決勝 1回戦Round Of 14、1走目で飛行した室屋はピート・マクロードを0.458秒差の0分59 秒280で退けると、開幕戦で優勝したマルティン・ソンカと対戦。Round Of 8も1番手で飛行し、ソンカを0.221秒差の59秒271でかわして昨年の千葉大会以来となるFinal 4に進出した。

室屋はFinal 4も1番手ながら、それまでの2フライトから更にタイムを削り、58秒.529でゴール。その後、飛行したマティアス・ドルダラーは、第1セクターは0.108秒遅れていたが、第2セクターでは0.233秒、第3セクターで0.239秒先行した。しかし、攻めすぎて最後の折り返しのゲートをヒットし、3秒のペナルティが加算。1分01秒648でレースを終えた。

その後の飛行で、室屋のタイムを上回るフライトは無く、2度目の優勝が確定した。レース後、室屋は「千葉戦までに更にもう一段、機体の改良が欲しいところですが時間が短いので、どこまで詰められるか検討したいと思います」と述べ、「千葉ではプレッシャーも大きいですけど、落ち着いて戦って行ければと思います」と意気込みを語った。

第3戦 千葉大会は、6月3日(土)、4日(日)に幕張海浜公園にて開催予定だ。

■Red Bull Air Race World Championship 2017 総合順位
・1位 マルティン・ソンカ チェコ Edge 540 V3
・2位 マティアス・ドルダラー ドイツ Edge 540 V3
・3位 室屋義秀 日本 Edge 540 V3
・4位 フアン・ベラルデ スペイン Edge 540 V2
・5位 ピーター・ポドランセック スロベニア Edge 540 V2
《美坂柚木》

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