ブラジルが南米予選8連勝、世界最速でサッカーW杯出場権獲得 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ブラジルが南米予選8連勝、世界最速でサッカーW杯出場権獲得

スポーツ 短信
ブラジルがパラグアイに3-0で勝利(2017年3月28日)
  • ブラジルがパラグアイに3-0で勝利(2017年3月28日)
FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会南米予選第14節が3月28日に行われ、ブラジルがパラグアイに3-0で勝利した。8連勝のブラジルは4試合を残して4位以上が確定、21大会連続21度目の出場を決めた。

ブラジルは前半34分にパウリーニョとのパス交換から、フィリペ・コウチーニョが左足で決め先制に成功。後半19分には左サイドでボールをもらったネイマールが、相手選手をふたりかわして自陣から独走。そのままエリア内まで持ち込んで自ら決めた。


同41分にはパウリーニョがヒールで流したボールを、マルセロが鮮やかなチップキックで決めてダメ押し。ブラジルが快勝した。

南米予選で好調が続くブラジル。ネイマールは、いまのブラジルは自分頼みのチームではないとコメント。チーム力に自信を見せた。

「いつも言ってきたことだ。ブラジル代表がネイマールに依存しているということはない。僕らのチームはしっかり集中して謙虚に相手のことだけを考える。そういう意識でプレーすべきだと分かっているし、いままでもそうしてきた」

ブラジルは2016年のコパ・アメリカでグループリーグ敗退を喫し、W杯予選でも第6節まで消化した段階で6位と低迷していた。連続出場の記録を途絶えさせるわけにいかないブラジルは、コリンチャンスなどで数々のタイトルを獲得したチッチ監督に代表の再建を依頼。その期待に応えチッチ監督就任からチームは連勝を続ける。

チッチ監督がチームをブラジルらしい、正しい形にしてくれたとネイマールも指揮官の手腕を賞賛した。

「いまの僕らはサッカーができている。監督はそれほど多くの選手を入替えたわけではないと思う。ただプレーのやり方を変えたんだ。それがすべての選手に表れ始めている。全員がそれぞれの力を発揮できている。ブラジルには質の高い選手たちがいる。僕はいつもそう言ってきた」
《岩藤健》

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