「ここで2年前に起こったことを考えないというのは難しい。どうしてもいくつかのイメージが心によみがえってしまうんだ」
サッカーブラジル代表MFフェルナンジーニョは、ホームでアルゼンチン代表に完勝した試合のあと、ドイツ代表に1-7で大敗したブラジル・ワールドカップ(W杯)を振り返った。ミネイロンの惨劇とも呼ばれた衝撃の一戦はブラジル国民の心に深い傷跡を残す。
いまだ1-7で敗れたショックからは完全に抜け出せないと話すフェルナンジーニョ。だが、同じ舞台でアルゼンチンに完勝したことは、今後に向け個人的にもチームとしても良いことだと語った。
「でも、今晩は僕にとって個人的に特別な夜だと思う。今日はブラジル対アルゼンチン戦でプレーする機会に恵まれ、素晴らしい結果を得られた。いまの僕はずっと自信を深めたと思う。チームも自信を増したし、僕らの未来がこれまでよりもさらに約束されたものになると良いね」
《岩藤健》
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