
「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が23日、東京都内で開催される。今年は大学・社会人に即戦力となる好選手が揃っているのが特徴だが、将来性豊かな石垣元気投手(健大高崎)も1位指名での競合必至。世代ナンバーワン右腕を引き当てる球団はどこか、注目が集まる。
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■創価大の立石正広と人気を二分
創価大のスラッガー、立石正広内野手と人気を二分すると見られている石垣。常時150キロを投げ込む剛腕にはヤンキースやフィリーズなどメジャー複数球団も興味を示し、実際に面談も行われた。
しかし、本人は将来的なメジャー挑戦を見据えつつも、今回はすべて断りを入れ、進路先を日本プロ野球(NPB)一本に絞った。
メジャーも注目する18歳は、高校に入学すると1年生からベンチ入り。甲子園には2024年の春、24年の夏、25年の春、25年の夏と4季連続で出場。24年春のセンバツでは準決勝、決勝で先発登板し、群馬県勢初の優勝に貢献した。
■カットやフォークも駆使
今年は春のセンバツ前に脇腹を負傷し、以降は長いイニングを投げていない。今夏の甲子園でも初戦で京都国際相手に2イニング28球を投げたのみ。無理をしない方針を貫いたが、それでも9月に沖縄で行われたU-18野球ワールドカップのメンバーに選ばれると、決勝の米国戦では最速158キロを計測。スタンドに陣取った日米スカウトをうならせ、改めてポテンシャルの高さを見せつけた。
アベレージで150キロ超えの直球が魅力だが、他にも140キロ台のカットボールやフォーク、スライダーという球種で打者を翻弄。制球力もアップしており、世代ナンバーワンという評判に違わぬ力を披露している。
石垣に対しては、4球団ほどが1位で指名すると見られているが、果たしてどんなドラマが待っているのか、注目だ。
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