立ち上がりから連続してブレークポイントを握り、リードするチャンスはあった錦織。だが、そこを仕留めきれないでいると、徐々に流れはディミトロフへ。ふたつのブレークを許し第1セットを落としてしまう。
それでも気を取り直して第2セットは取り返したが、セット終わりに錦織はメディカルタイムアウトを要求。一度コートから離れて治療を受けた。違和感を覚えたのは左の臀部で、「数日前から」異変を感じていたという。
「どうやって第2セットを取ったのか分からない。ゲームカウント2-2、3-2のあたりから痛みがあった。彼がいくつかの簡単なミスを犯してくれたから2ブレークできたと思う。第3セットに入ってから僕はいくつか判断を誤って、彼はプレーのレベルを上げてきた」
Watch highlights as @GrigorDimitrov captures his fifth #ATP title at @BrisbaneTennis, d. #Nishikori in three sets: https://t.co/RN04BYR2xM pic.twitter.com/kNInWOycWX
— ATP World Tour (@ATPWorldTour) 2017年1月8日
臀部の影響もあってか第3セットではミスが増えた錦織。このセットを落として4度目の対戦でディミトロフに初めての敗北を喫した。