タイガー・ウッズ、本格復帰へ意欲「少しずつ強くなっている」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

タイガー・ウッズ、本格復帰へ意欲「少しずつ強くなっている」

スポーツ 選手
タイガー・ウッズ 参考画像(2016年12月4日)
  • タイガー・ウッズ 参考画像(2016年12月4日)
  • タイガー・ウッズ 参考画像(2016年12月4日)
男子ゴルフのタイガー・ウッズは、自身が主催するヒーロー・ワールドチャレンジで1年3カ月ぶりの復帰を果たした。

「僕はずいぶんと試合から離れていたため、肉体のコンディションを整えられなかった。若かったころのようには走れない。週に30マイル走ったのは過去の話だ。以前のように持ち上げることもできない。以前にはまったく及ばないが、そうなったんだ」

以前の自分との違いを感じたと話すが、一方で本格復帰に向けて、徐々に感覚は戻ってきていると前向きなコメントもしている。

「素晴らしいのは僕が積み上げているということだ。毎日少しずつ強くなっている。それほど疲れてはいない。プレーすることに身体が慣れてきている。ラウンドするための精神的な準備もできてきている」

自然や時にはギャラリーの立てる騒音とも戦わねばならないゴルフ。常に一定の条件ではプレーできない、移ろいゆくものこそが楽しいのだとウッズは笑顔を見せた。

「まったく同じものなど何もない。プレーすることや順番を待つこと。風を読むことや数字を正しいものにしていくこと。カメラ付き携帯をオフにすることや、人々が動いて騒音が出ること。家でシミュレーションできないものだし、すべて変わっていくものなんだ」

来シーズンについては明言を避けたが、まずはフィジカルコンディションを整えたいと話し、本格復帰に意欲を見せた。

大会は松山英樹が18アンダーで全英オープン覇者ヘンリク・ステンソンの追撃をしのぎ、3年連続3度目の出場にして初優勝を果たした。
《岩藤健》

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