ファーストサーブの確率が伸び悩んだ錦織。それでもワウリンカ相手に主導権は渡さず、序盤から試合を支配した。
「とても調子が良いと感じていました」と錦織。会見では充実した表情で、冷静に試合内容を振り返った。
「初戦からとても良いスタートを切れたので自信になりました。ワウリンカは自分のベストのプレーを出せていなかったと思います。彼はアンフォーストエラーも多くありました。今日はたくさんチャンスがあったので、アグレッシブになろうと思いました」
全米オープンでは第1セットを先取してから逆転で敗れたが、この日は最後までワウリンカの強打を封じた。
「第2セットに入っても僕は本当にタフなままでいて、今日は良い試合ができました」
錦織の次戦は日本時間の11月16日23時開始予定。相手は世界ランキング1位のアンディ・マレー。
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— Kei Nishikori (@keinishikori) 2016年11月14日