中日ドラゴンズの平田良介外野手は11月5日、会見を開き、FA権を行使せずにチームに残留することを表明した。
平田は「球団代表と話し、絶対にドラゴンズに必要な選手だと目を見て真剣に言っていただいた」とし、「僕自身もチームの皆と一緒にやりたい、ドラゴンズの一員としてプレーしていきたいという気持ちが強くなりました」と心境を告白。また、「絶対に名古屋を盛り上げていきたい」と強い意気込みを語った。
平田は今季、チームトップの打点を挙げながらもケガのため途中で戦線離脱。その影響もあり、11月10日から開催される侍ジャパンの強化試合メンバーからも外れていた。
堅実な外野守備と勝負強い打撃で主軸を担う平田。先に残留宣言をしていた大島洋平外野手とそろっての流出を心配していたファンも多く、今回の決断に対しては、「怪我さえなければ、勝負強いバッティングとピカイチの守備で貢献してくれること間違いなし」「何ヶ月も前から球団は大島、平田選手を全力で慰留すべきと指摘してきましたが、ここ数年の過程からFA移籍もやむを得なしと覚悟していたので、いい意味で予想外でした」「信じてたぜ！」「平田くんがドラゴンズに残ってくれたこと、素直に嬉しいです」と安堵の声が多数寄せられていた。
《浜田哲男》
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