屈辱的な大敗を喫したマンチェスターUのジョゼ・モウリーニョ監督は、試合終了後にチェルシーのアントニオ・コンテ監督と握手を交わした際、耳元で何かをささやいた。英国メディアはチェルシーが4点目を奪ったあと、コンテ監督がホームの観客に「もっと拍手を」と要求したことへの抗議だろうとしている。

モウリーニョ監督(左)がコンテ監督にささやく (c) Getty Images
両監督は会話内容を明かしていないが、コンテ監督は「サッカーから感情を排したいなら、仕事を変えて家にいるよ」と話している。
「4-0としたあとで私に聞こえたのは、ユナイテッドのサポーターの声だけだった。だから私はファンに、このようなパフォーマンスのあとには、選手たちに大きな拍手を送るよう頼んだ。4-0で勝った選手たちには、そういうものが相応しいからね」
情熱的な指揮官として知られるコンテ監督らしい見解だが、やられたモウリーニョ監督側から見ると1-0ならともかく、4-0で観客を煽るのは武士の情けがないと感じたかもしれない。