前田健太、第5戦先発へ意気込み「チームにとっても、僕自身にとっても大事な試合」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

前田健太、第5戦先発へ意気込み「チームにとっても、僕自身にとっても大事な試合」

スポーツ 選手
前田健太 参考画像(2016年10月15日)
  • 前田健太 参考画像(2016年10月15日)
ロサンゼルス・ドジャースは10月19日、ナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第4戦でシカゴ・カブスに2-10の大敗を喫し、対戦成績で2勝2敗に並ばれた。敗れれば王手をかけられる第5戦、ドジャースは前田健太が先発予定だ。

第4戦が行われる前にデーブ・ロバーツ監督は前田の先発を名言。プレーオフでは2試合続けて早い回でマウンドを降りているが、「ケンタが明日の試合で我々に勝てるチャンスをくれると信頼している」と第5戦のマウンドに送り出す決意を語った。

前田も名誉挽回の登板に燃えている。

「もちろんチームにとって大事な試合になることは間違いないんですけど、僕自身にとっても大事な試合になりますし、この2試合でチームの力になれてないので、チームの力になりたいという気持ちは人一倍強いです」


一方で地元紙『Los Angeles Times』には第4戦のあと、前田の先発を不安視するコラムが掲載された。負ければ後がなくなるゲームで前田を先発させることに、「プレーオフ2試合に先発して投球回7イニングのケンタ・マエダ。ポストシーズンの防御率が6.75のケンタ・マエダ。最後の勝利からほぼ1ヶ月遠ざかっているケンタ・マエダだ」と最近の登板内容をチクり。そしてロバーツ監督やドジャースのフロントが集団的記憶喪失にかかったわけではなく、彼らにはクレイトン・カーショウを使えない理由があるのだと説明する。

その理由とはプレーオフに入ってからの登板過多であり、ワールドチャンピオンを目指すのであれば、ここで完全に使い潰すわけにはいかないというもの。そしてシーズン中に椎間板ヘルニアで離脱した、体調面への不安だ。

敗れれば王手をかけられた状態でシカゴ決戦となるドジャース。大事な試合を任された前田にファンからは、「プレッシャーかかる試合だろうけど、なんとか試合を作ってくれ!最低6イニング、クオリティスタート!」「相手はエースのレスターがくる。頑張ってほしいが、正直しんどいね」「ここで勝てば今までのことは帳消しになるぞ」「ボールのキレがいい時期に戻れば期待できる」などの声を寄せている。
《岩藤健》

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