前田は初回先頭打者から連打を浴びて失点すると、二回にも長打を許して踏ん張れない。三回、四回は無失点に抑えたが五回の打席で代打を送られ監督の期待に応えることはできなかった。
試合後には記者から、「レギュラーシーズンの終盤、ポストシーズンの2試合と打ち込まれる試合が続いているのはメカニズムの問題か」と質問された前田。投球を振り返りながら、「しっかり投げきれなかった」と話している。
「シーズン最後の2試合については、あまり考えていません。順位が確定したあとだったので。最近2試合うまくいってない理由は投球のメカニズムとは関係なく、しっかり自分が投げきれてないことが原因だと思います」
RECAP: #Dodgers rally late but drop Game 1 of NLCS to Cubs, 8-4.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2016年10月16日
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この結果にファンからは、「2試合連続この内容では次がなくても仕方ないな」「16勝しているが11敗もしている。その11敗した部分が出ました」「シーズン中とは相手の気迫やレベルも違うからね」などの声が寄せられている。
地区シリーズでも序盤につかまり、早い回で降板していた前田。前日の会見で「今年はブルペンに頼りきりだった」と話していたとおり、16勝したが登板イニングが少なく、内容的には課題の残るメジャー1年目だった。