四回に今江敏晃、藤田一也のタイムリーなどで3点を先制した楽天。六回にはゼラス・ウィーラーの26号ソロも出てリードを広げる。
投げては先発の釜田佳直が6回を2安打無失点、8奪三振、2四球に抑えた。七回から継投に入った楽天は2点を返され追い上げられるも、最後は松井が登板して打者3人で試合を締めくくった。
節目の30セーブに到達した松井へファンからは、「ダメだった時期をなんとか乗り越えたね」「シーズン前半は酷かったが、後半戦はランナー出ても抑えてくれるだろうという安心感があった」「一時はどうなることかと心配したが持ち直しましたね」「これからも楽天の勝利に貢献してください」などの声が寄せられている。
今季の松井はシーズン序盤に安定感を欠き、5月の月間防御率は二桁まで悪化した。だが夏場に復調すると8月は月間防御率0.69、9セーブ、2ホールドで初の月間MVPも受賞している。