ここまで安定した投手陣の力と勝負強い打撃で勝ち上がってきた日本。決勝でも今井達也(作新学院)が5回を投げ、1安打無失点。得点圏に走者を背負うも点は与えない。
「前回の台湾戦では自分としては納得いく投球ができなかった。今日も内容は良くなかったけれども、走者を出しても周りを見て、自分を落ち着かせて、粘り強く投げることができました。今日は相手打者が変化球が弱いと感じていたなか、うまく変化球を投げることができたのも大きかったです」
日本は序盤からチャンスを作るも1本が出ず、先制したのは六回だった。2死一、三塁から納大地(智辯学園)がライト前への適時打。
「どうしてもほしかった先制点だったので、つい大きなガッツポーズをしてしまいました」と納。継投に入った日本は堀瑞輝(広島新庄)が最小リードを守り抜く。
第11回BFA U-18アジア選手権の決勝戦は日本が1対0でチャイニーズ・タイペイに勝利!今大会6戦全勝で、2大会ぶり5度目のアジア頂点に立ちました!https://t.co/woYi4R85nF #侍ジャパン pic.twitter.com/mDedqoGPER
— 野球日本代表 侍ジャパン 公式 (@samuraijapan_pr) 2016年9月4日
アジアの頂点に輝いた侍ジャパンU-18チームに野球ファンからは、「6試合で防御率0.19は驚異的。完璧な投手陣だった」「オリンピックやWBCでも活躍を期待してます」「MVPは堀投手。見事なリリーフでした」「今井が甲子園で化けたように、この大会で堀が大化けした」「台湾も良いチームでした。日本優勝おめでとう!」などの声が寄せられている。