日本代表は9月3日、台湾・台中市で開催中の第11回BFA U-18アジア選手権のセミファイナル第2戦で韓国と対戦。3-1で勝利して決勝進出を決めた。
日本の先発は今大会初登板となった高校BIG3の一人、高橋昂也（花咲徳栄）。キレのあるスライダーを決め球として、序盤から韓国打線を封じる。3回に四球と送りバントでスコアリングポジションに走者を進められると、適時打を浴びて1点を先制される。しかし、日本はすぐさま反撃。4回に松尾大生（秀岳館）が安打でこの試合初めて走者を出すと、送りバントで手堅く1死二塁の好機を作り、その後は相手守備のミスが重なり逆転に成功。さらに2死三塁の好機で、入江大生（作新学院）が適時打を放って3-1とした。
その後は両チームとも無得点で試合が進み、8回に走者をためて迎えたピンチの場面では、右打者の場面で、あえてマウンド度胸のある左腕：堀瑞輝（広島新庄）をマウンドへ。変則左腕から繰り出すキレのあるスライダーで空振り三振を奪い無得点に抑えると、最終回も続投し2死までこぎつける。最後の打者の場面で、こちらも今大会初登板となる藤平尚真（横浜）がマウンドに上がり、力のある直球で危なげなく打ち取って勝利した。
これに対して、「圧倒できたわけではなかったけど、こういう試合もしっかりものにできるのはさすが」「このまま全勝で優勝してほしい。投手陣は問題ないと思うが、打線はもう少し打ってほしいな」「堀君のスライダーは高校生レベルでは打てないでしょう。プロのバッターでも手を焼きそう。投手のレベルは高いですね」「優勝待ってます！」と優勝を期待する声が多数寄せられていた。
日本は4日、インターコンチネンタル球場で行われる決勝戦で台湾と対戦する。
《浜田哲男》
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