【THE ATHLETE】マクレガー、UFC202でネイトにリベンジ成功…再戦も壮絶な殴り合いに 3ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【THE ATHLETE】マクレガー、UFC202でネイトにリベンジ成功…再戦も壮絶な殴り合いに

オピニオン コラム
コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー(左)がUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー 参考画像(2016年8月19日)
  • ネイト・ディアス 参考画像(2016年8月19日)
  • コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー(右)がUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー(下)がUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
■マクレガー「155パウンドで再戦」、ネイト「3回目もやるぞ」

見事リベンジを果たしたマクレガーは試合後のインタビューで開口一番、「キングが帰ってきたぞ!」と宣言。ネイトとの死闘を、「ローは作戦通りだった。これだけ激しい戦いで勝てたのは嬉しい。彼はすごいファイターだ。ベストな俺を引き出してくれた」と振り返った。再々戦の可能性については、「次は155パウンド(ライト級)でやろうじゃないか」と次回はフェザー級とウェルター級の間を取る形での実現を示唆した。

対するネイトは「勝ったと思ったんだけどな」と判定に不満顔。練習前にケガをしていたと話し、「言い訳はしないが、今回は十分な練習ができなかった。あいつは俺をフィニッシュして然るべきだった。俺は彼にチャンスを与えたんだから3戦目もやろう。今日はコナーがうまくやったよ」とこちらも再戦を口にした。


■「100億円の価値がある」「まさに死闘」各界からも絶賛の声

この試合には各界から多くの反応が寄せられている。NFLジャクソンビル・ジャガーズのプリンス・アムカマラは、「この試合には1億ドル(約100億円)の価値がある」とツイッターで絶賛した。


2000年台にプロレス団体WWEのスーパースターとして活躍し、現在は俳優として活動するドウェイン・ジョンソンも激闘にリスペクトを捧げた。


ボクシングの元WBA世界ミドル級暫定王者クリス・ユーバンク・ジュニアも、「まさに死闘。おめでとうマクレガー」と壮絶な戦いに賛辞を贈った。


現世界ウェルター級王者のタイロン・ウッドリーからは、「すごい戦い!第3戦が待ちきれないよ」と再々戦を求める声が出ている。


マクレガー対ネイト第3戦に向けて周囲は盛り上がるが、長くお預けを食らってるUFC世界フェザー級暫定王座ジョゼ・アルドは、マクレガーに早く本来の階級に戻って正規王者としての務めを果たせと統一戦を要求した。


今回の試合でマクレガーも、「最初の3ラウンドを取ってレベルの違いを示したが、ネイトのタフネスと打たれ強さに後半は不気味なほど粘られた」と階級の差を痛感。2階級の差は考えていた以上に大きかった様子。おそらくウェルター級で戦うのは今回が最後になるだろう。

今後は再び階級を落とすことになるはずだが、時間をかけてウェルター級用の身体を作ってきたマクレガーが、フェザー級のリミットまで体重を落として以前のように戦えるかは疑問符がつくところ。

今後の路線がどうなるか注目される。
《岩藤健》

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