【THE ATHLETE】マクレガー、UFC202でネイトにリベンジ成功…再戦も壮絶な殴り合いに 2ページ目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【THE ATHLETE】マクレガー、UFC202でネイトにリベンジ成功…再戦も壮絶な殴り合いに

オピニオン コラム
コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー(左)がUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー 参考画像(2016年8月19日)
  • ネイト・ディアス 参考画像(2016年8月19日)
  • コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー(右)がUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガー(下)がUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
  • コナー・マクレガーがUFC202でネイト・ディアスが対戦(2016年8月20日)
■中盤は体格と体力で勝るネイトの時間

第3ラウンドに入るとスタミナ切れのマクレガーを、身体の大きなネイトが追い詰める構図が鮮明となる。距離を取るマクレガーにネイトは「逃げるな」と挑発。組み付いてケージ際の攻防に持ち込むと、細かな連打で残り少ないマクレガーのスタミナを削っていく。

マクレガーも鋭い左右のパンチを振って、まだガス欠ではないとアピール。それでもネイトが前に出ていくとプレッシャーに後退せざるを得ない。両手を広げ「来いよ」とアピールするネイトにバックスピンキックを出すマクレガー。それをネイトがキャッチしてケージに押し付ける。


マクレガー対ネイト (c) Getty Images



マクレガー対ネイト (c) Getty Images

脱出したマクレガーだがスタミナを消耗し、ネイトに背を向けながら距離を取る。ラウンド終盤にはケージ際でネイトが左右フックの連打、マクレガーは棒立ちになりかけるが気力で動き続けノックアウトは免れた。

第4ラウンドのマクレガーはローとジャブで距離を取る。キックの距離でマクレガーの左前蹴りがネイトのボディにヒット。これでネイトが後退したのをマクレガーは見逃さなかった。動きが鈍ったネイトに前蹴り、ロー、飛び込んでボディへのパンチと狙いを絞る。

ボディを嫌がるネイトの顔面へヒジの連打。テイクダウンがほしいネイトに組み付かれるがケージ際で耐える。オクタゴン中央に戻っての打ち合いでマクレガーはパンチをもらうが、左右の連打を返して劣勢を盛り返す。

■終了間際にネイトが千載一遇の好機も時間切れ

両者とも気力と体力を振り絞る総力戦になった最終ラウンド。マクレガーはロー、ワンツー、飛びヒザも見せていく。前に出たネイトが組み付いてケージに押しつけるも、マクレガーが差し返して体を入れ替え脱出に成功。

再び組み付いたネイトはダブルレッグを狙うが、マクレガーが腰の重さを発揮して阻止。脱出したマクレガーは背を見せながら歩いて距離を取る。ネイトは指差して挑発。かなり前からボルテージが最高潮に達していた客席からは、もはや歓声ではなく絶叫に近い悲鳴。

ガードの隙間を探すようにパンチを繰り出すマクレガーに、「効いちゃねえよ」と首を振るネイト。再びケージ際でテイクダウンを狙うネイト、させないマクレガーの攻防が展開。残り時間が少ないところでネイトが投げでテイクダウンに成功。ついにグラウンドで上を取ったネイトは、マクレガーにパウンドを落としていく。だが決め切ることはできず試合終了の合図。

最後はネイトが手を差し伸べ助け起こし、マクレガーも笑顔でネイトの健闘を称えた。


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《岩藤健》

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