7月のサッカー欧州選手権決勝で負傷したクリスティアーノ・ロナウドについて、所属するレアルマドリードのジネディーヌ・ジダン監督は復帰に慎重な姿勢を示した。
フランス代表MFディミトリ・パイェとの接触によりヒザを負傷したロナウド。これまでも復帰は開幕後の9月と予想されていたが、改めてジダン監督は急がせない方針を明らかにした。
「彼は復帰を望んでいるが、全員が落ち着いて我慢するべきだ。もうすぐチームに戻ってマドリードで練習に加わるだろう」
ポルトガルを初のEURO優勝に導いたストライカーについて、ジダン監督は「二度とこんな選手は出てこない」とも話している。
「もちろん彼は我々にとって重要だ。いつかはキャリアを終えるだろうが、いまはこのチームにいてくれる。そのことを嬉しく思っている」
《岩藤健》