オルティーズが走ったのは、レッドソックスがムーキー・ベッツのソロ本塁打で2-1と勝ち越した七回だった。四球で出塁したオルティーズは、まったく警戒していなかったバッテリーの裏をかきスタート。驚いたマリナーズの捕手クリス・アイアネッタはボールを投げられず、オルティーズは楽々二塁を陥れた。
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— Boston Red Sox (@RedSox) 2016年6月19日
予想外のプレーにファンからは意表を突かれたという、「盗塁は足の速さだけじゃないな」「スイングを見る限りまだやれそうなんだけどな」「見た目で決めつけちゃいかんな。これは」「オルティーズの盗塁とかいうレアな場面を目撃してしまった」などの声が寄せられている。
オルティーズは4月15日のトロント・ブルージェイズ戦でも成功させており、今季ふたつ目の盗塁を記録した。過去にオルティーズが1シーズン2個以上の盗塁を決めたのは2007年(3個)、2013年(4個)の2回あり、どちらの年もレッドソックスはワールドシリーズを制覇した。
フェンウェイ・パークの観客から大歓声を浴びたオルティーズは、「また走ってやろうと思ったよ」とキャリア18個目の盗塁にも意欲を見せた。
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— Boston Red Sox (@RedSox) 2016年6月19日