ここまでの2試合で活躍がなく、「EUROより移籍のことで頭いっぱいなんじゃないか」など現地メディアやサポーターに揶揄されてきたポグバ。しかし、グループステージ最終戦ではキックオフから相手ゴールに迫る活躍を見せ、前半17分にはGKの意表を突く素晴らしいミドルシュートも飛び出した。
だがフランスは得点を奪うことができず、後半に入るとすでに決勝トーナメント行きを決めていることもあって無理はしない。引き分けでもグループ突破が決まるスイスもフランスの思惑に乗り、最後は両チームとも安全策で流した。
この試合にサッカーファンからは、「どちらにとっても無難な結果」「どちらも守備はいいから、攻撃で精度が上がってくれば面白いな」「ポグバやばすぎ強いしうまいし、バー直撃のやつ入ってたらすごかった」「引き分け上等な試合だった」などの声が寄せられている。
フランス代表のディディエ・デシャン監督は、「改善の余地は常にある。スイスのほうがボールを回せていたが、それほど怖さはなかった」と話している。スイスのGKヤン・ゾマーがマン・オブ・ザ・マッチを獲得したことについても、「相手GKが選ばれたということは、我々に何度も得点チャンスがあったということだ」とコメントした。
RESULTS: #SUI join #FRA in the round of 16. #ALB still in the hunt! #EURO2016 pic.twitter.com/8YKaWVo9I0
— UEFA EURO 2016 (@UEFAEURO) 2016年6月19日