サッカーの南米選手権(コパ・アメリカ)は6月11日、グループステージ第3節が行われた。グループAでは米国がパラグアイを1-0で破り首位通過を決めている。2戦無敗で首位通過濃厚と見られていたコロンビアは、主力温存が災いしてコスタリカに2-3で敗れた。
前半27分にクリント・デンプシーのゴールで先制した米国。後半3分にデアンドレ・イェドリンが退場処分となるが、数的不利のなかで40分以上リードを保ち続けた。
コロンビア対コスタリカは前半2分に早くも動いた。コスタリカのヨハン・ベネガスがエリア外からのシュートを決めて先制、コロンビアも4分後に追いつくが、コスタリカは相手のオウンゴールで再びリードを奪い前半を折り返した。
まさかの展開にコロンビアは後半の立ち上がりからエドウィン・カルドナ、ハメス・ロドリゲスを入れる。だが追いつくどころか同13分、コスタリカに3失点目を喫した。コロンビアはフアン・クアドラードのオーバーラップから1点を返すが追いつくことはできず、勝ち点6で米国に並ばれ得失点差で2位通過になった。
《岩藤健》
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