昨季までセリエAのナポリを率い、今季は念願叶ってレアル・マドリードの監督に就任したベニテス監督。だがスター軍団をまとめ上げることができず、ロッカールームでの不和が取り沙汰されていた。バルセロナとの試合で0-4の大敗を喫したこともあり、シーズン途中に解任の憂き目に遭っている。
フリーとなったベニテス監督に目を着けたのが、イングランド・プレミアリーグで残留争いを演じていたニューカッスル。今季終盤の3月に1部残留を託しベニテス監督と契約した。しかし、残念ながらクラブは2部降格が決まり、ベニテス監督の去就が注目されていた。
シーズン途中に解任されたとはいえ、世界有数のメガクラブを率いていた監督が、来季は2部で戦うことになる。激しい落差だがベニテス監督は、「ニューカッスルに留まれて大変うれしい」とクラブ公式サイトのインタビューで答えた。
「ファンから感じられた愛情が今回の決定に大きな影響をおよぼしました。ここは大きなクラブです。ニューカッスルには素晴らしい将来が待っています。その一部に私はなりたい」
ベニテス監督の続投にファンからは、「ニューカッスルは伝統あるクラブだし、プレミアにいるべきチームだ。強くしてほしい」「バレンシア時代にはレアルやバルサを抑えてリーガも獲った監督。ニューカッスルを1年でプレミア復帰させてくれるはずだ」「降格したニューカッスルに残ってくれてありがとう。1年でプレミアリーグに戻ろう」「ファンの熱意だよな。ベニテス残ってくれって署名活動もしたし」などの声が寄せられている。
CONFIRMED: Rafa stays at United https://t.co/j7tq6G4xDl #RafaStays #NUFC pic.twitter.com/4QXeVFhCZA
— Newcastle United FC (@NUFC) 2016年5月25日
RB: "The fans have been a major factor in my decision." #NUFC
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