レアルのベニテス監督、メディアの批判的な論調には裏があると主張 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

レアルのベニテス監督、メディアの批判的な論調には裏があると主張

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レアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督 参考画像(2015年11月20日)
  • レアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督 参考画像(2015年11月20日)
レアル・マドリードのラファエル・ベニテス監督に対し、批判の声が強まっている。地元メディアが行ったアンケートによれば、ファンの多くは彼の解任を望んでいるという。

だが指揮官は、こうした報道はクラブに対する恨みや情報操作がもたらす、ネガティブキャンペーンだと主張した。12月30日にリーガ・エスパニョーラ第17節、レアル・ソシエダ戦を控えるベニテス監督は、前日会見で「メディアで言われていることよりも、チームとの関係は良好だと断言できる」と話した。

「24人の選手がいれば満足している者も、そうでない者もいるだろう。いろいろ言われることはすべて耳に入っているが、キャンペーンが行われていてそれを変えることができないなら、私は自分の仕事に集中するだけだ。人々が私やクラブに対して損害を与えることを望んでいてもね」

ピッチ外の噂には耳を貸さず、自分の仕事に集中し、試合での勝利だけ目指すと話したベニテス監督。レアルの監督になると決めたときから、こうした騒動は起こりえるものと覚悟していたようだ。そして30年に及ぶ自分のキャリアが、苦境から脱出する力になると確信している。

「良いことであれ悪いことであれ、何もかも大きく扱われる場所だ。私は30年間監督をして、1400試合近くで指揮を執ってきた。レアルのユースチームでも400試合指揮を執った。だからレアルがどういうものであり、どういう意味を持つかは分かっている。物事が望み通りいかないときの解決法もだ」

ベニテス監督が解任された場合は、最近チェルシーから解任されたジョゼ・モウリーニョ監督や、レアル・マドリード・カスティージョを率いるジネディーヌ・ジダン監督が後任と噂されている。
《岩藤健》

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