同日、エキシビションとして小学生を対象としたフットボールクリニックが開催され、長友佑都選手、酒井宏樹選手、山口蛍選手、太田宏介選手、小野裕二選手らが参加し、小学生たちとボールを蹴りあい汗を流した。
山口選手はイベント後、報道陣の取材に応じた。
---:イベントを振りかえってみて。
山口蛍選手(以下、敬称略):海外の選手と触れ合う機会は、子どもたちにとっても嬉しいはず。遊びかもしれないが、何かをつかんで欲しいと思った。夢を持ちながらサッカーを続けて欲しい。
---:コンディションはいかがですか?
山口:メニューとしては練習をこなしているが、試合に出た時に自分が全力を出せるか。恐怖心との戦い。ヘディングに少し怖いところがある(山口選手はワールドカップアジア2次予選シリア戦で、ヘディングをしようとした際に相手選手と接触して左眼窩底を骨折している)。
練習でも、基礎的な、軽いものは問題ないが、クロスからのシュートブロックなどを追い込めるのか。できる段階かどうかを確認したい。自分ではいけるとは思うが、体がついてくるかはまだ分からない。
---:ハノーファーでのシーズンを振り返って。
山口:うまくいかないなと思うこともあった。自分の中では、いい意味でも悪い意味でも色々な経験ができた。やっとサッカーがしっかりとできるようになってきたので、早くコンディションを戻したい。