今季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)はセビージャ(スペイン)がリバプール(イングランド)を3-1で下し、大会史上初の三連覇で幕を閉じた。ELの歴史に新たな1ページを刻み込んだ選手たちが、試合後に偉業達成を振り返っている。
後半開始1分で同点ゴールを奪ったケヴィン・ガメイロは、「歴史的偉業を達成できて素晴らしい気分だ。誰もが達成できることではないから、この瞬間を楽しみたい。とても幸運だ」と喜んだ。
後半に2得点をマーク、決勝ゴールも挙げたコケは、「(ウナイ・)エメリ監督は自信を持って自分たちのゲームプランを続けた。運も味方して後半に2点奪えたことが試合のカギになった」と冷静に語る。
欧州カップ戦を最高の形で締めくくったセビージャだが、チームには今季もう1試合残されている。バルセロナとのコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝だ。コケは中3日で行われる国王杯も優勝し、今季二冠を達成したいと目標を口にした。
「ふたつの大会でファイナリストになることは、とても難しいことだ。どのチームでもできることではないし、毎シーズンできることでもない。最初の試合では勝てた。次の試合も勝ちにいく」
《岩藤健》
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