ユルゲン・クロップ政権での初タイトルを狙ったリバプールは、前半35分にダニエル・スタリッジのゴールで先制。リードを保ったまま1-0で折り返す。だが後半開始早々、セビージャがケヴィン・ガメイロのゴールで追いつく。試合を振り出しに戻したセビージャは、さらに2点追加してEL3連覇を達成した。
セビージャのウナイ・エメリ監督は試合後、「リバプールは偉大なチームで、すぐにリズムをつかんでいた。ハーフタイム中に何か手を打たなければならなかった。我々はこの大会に愛着がある、これは我々の大会だ」と喜びを語った。
逆転負けでタイトルを逃したリバプールのクロップ監督は、「セビージャの1点目が鍵だった。あれで我々のサッカーは影響を受けた」と振り返る。
「1-1となってセビージャが主導権を握り、我々はうまく守ることができなかった。この経験を今後に生かさなければいけない。この敗戦により来季はヨーロッパの舞台で戦うことができなくなった。それはつまり練習する時間があるということ。もっと強くなって戻ってきたい」
セビージャの3連覇で幕を閉じた大会にサッカーファンからは、「スペイン勢は3強以外はELで結果残すしかないからな。気合いが違う」「だけどリバプールもクロップが来てから良くなった」「真のクロップ政権は来季だよ。CL出れないから移籍市場では苦しいだろうけど」「さすがセビージャ。EL番長」などの声が寄せられている。
優勝したセビージャには来季UEFAチャンピオンズリーグの出場権が与えられる。
FIVE-TIME winners!
UEFA Europa League (@EuropaLeague) 2016年5月18日
THREE IN A ROW!
Congratulations, Sevilla, UEFA Europa League champions!#UELfinal pic.twitter.com/xynSpxix94
