スペインサッカー連盟は5月17日、6月の欧州選手権(EURO2016)に出場する候補メンバーを発表した。今回の発表ではフェルナンド・トーレス、ジエゴ・コスタ、フアン・マタらが落選した。
スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督は、コスタの落選について「状況を分析してのことだ。負傷の不安を抱える選手を、あまり多く連れていきたくない」と説明する。
「そういう選手はふたりいる。ダビド・シルバとルーカス・バスケスだ。バスケスは万全の状態ではないが、負傷する前から招集したいと考えていた。短い期間で回復できると思う」
EURO後の退任が濃厚と言われるデル・ボスケ監督。今回の会見でも心境に変化はないことを明かした。
「今のところEUROまでの十分なエネルギーは持っている。いま関心があるのはそれだけだ。そのことに最大限専念している。それが私の最大の関心事であり、責任のあることだ。その後、私がどうするつもりなのかは君たちが知っているとおりだ。考えを変えるつもりはない」
《岩藤健》
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