EURO2016予選、グループCでスペインは首位に立っている。本戦出場に向け好調だが、すべてがうまくいってる訳ではない。現在ジェラール・ピケは味方のはずの、スペインサポーターから激しいブーイングを浴びている。
ピケは昨シーズン3冠を達成したあと、レアル・マドリードを揶揄する発言したほか、カタルーニャ州独立に好意的な発言をしたことで政治的にも批判を受けている。
代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は「ピケへのブーイングはとても残念だ。アストゥリアスの人々の態度は素晴らしかったが、スペイン代表選手にブーイングするとは本当に不愉快だ」とピケを擁護した。
スペイン協会は11月にイングランドとの親善試合を、レアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウで開催する予定だったが、アリカンテのリコペレス・スタジアムへ変更した。
スペイン協会とレアル・マドリードはピケ問題の影響を否定しているが、世間はその説明を真に受けていない。
《岩藤健》
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