5月の連休に、茨城県城里町にある「城里町総合野外センターふれあいの里」を訪れた。
こちらはキャビンやバンガローが多数建てられていて、バーベキューの設備もバッチリ備わっているキャンプ場である。筆者が訪れたのは昼間。ふれあいの里では、たくさんの人がバーベキューを楽しんでいた。
小さな子どもを連れた家族連れ。若い男女のグループ。当然のごとく、それらの表情に曇はひとつもかかっていない。実に楽しそうである。そのようなリアルが充実した人々の中に、筆者も確かにいた。
キャンプ? いや、そんなものはここ十数年やっていない。
BBQ? いや、GWのBBQは定番だったが、今年はお声がかからず。
じゃあ、ツリークライミング(R)? そう! このふれあいの里で、ツリーフロッグによるツリークライミング(R)の体験会が開催されていたのだ!
だが、筆者の目的は体験ではなく、取材である(要するに、仕事で来ていた)。
BBQ会場と同じく、ツリクラの体験会も多くの家族連れや若い男女でにぎわっていた。みな、楽しそうにロープを使って木に登っている。
■初めてでも、運動が苦手でも木登りが楽しめる!
「最初は登れるか不安だったけれど、けっこう簡単に登れて楽しかったです。リフレッシュできました!」
コメントをいただいたのは、自称運動音痴の女性。学生の頃から体育は苦手で、大人になった今でも運動をまったくしていない。それでも、キャッキャとはしゃぎながら、楽しそうにツリクラをしていたのが印象的であった。
木登りといえば、子どもの頃は運動神経が良い人だからこそ、成せる業であった。
かくいう筆者も、学生時代の体育の成績は2、加えて臆病であったので、木に登るなんて到底不可能。ひょいひょいと木に登る友人を、羨望のまなざしで眺めていたがツリクラ体験会では木に登る感動を味わうことができた。
ツリクラならば、運動が苦手でも、木に登れる。子ども時代に木登りができずに苦汁をなめた方、ぜひ、ツリクラで過去の鬱憤を晴らしましょう。
《久米成佳》
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