【小さな山旅】栃木県の最低山…栃木県・磯山 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【小さな山旅】栃木県の最低山…栃木県・磯山

オピニオン コラム
磯山の山頂。日立制作所のコンクリート水槽がある。
  • 磯山の山頂。日立制作所のコンクリート水槽がある。
  • 山頂からの眺め。
  • 山頂付近にあった岩。
  • 昭和18年から昭和40年まで使われていたらしい。
  • 諏訪神社
  • 鳥居。
  • 長い参道。
  • 山容。山というよりも、森。
栃木県の最低山は、栃木市大平町にある。山の名前は、磯山(いそやま・標高51m)。磯とは縁がなさそうな内陸の街に、その山はこぢんまりと佇んでいた。

磯山に登ったのは、夏の甲子園に向けた地区予選が始まったばかりの時期である。登山口のすぐ近く、東屋のような屋根のある場所で、女学生たちが楽器をもって何やら演奏をしていた。高校野球のブラスバンドだろうか。彼女たちはクラリネットやホルンを手にし、高校野球の試合でよく耳にする曲を熱心に練習していた。

午後の日差しは高く、強く、筆者たちを照らしつける。陽の光を片手で遮り、空を見上げる。すぐ傍らには、静かな流れを見せる永野川。川にはBBQができそうな川原がある。そこへ、彼女たちの演奏が聞こえてくる……。夏っぽい、限りなく、夏っぽい。そして、目の前には、栃木県の最低山・磯山が。

夏に、最低山。これは、あたらしい夏の楽しみ方に…ならないだろうな。

■小さいのに、大きな存在感

磯山は、小さい山だがかっこいい山だ。頂上にあるのは、日立製作所の使っていた巨大なコンクリート水槽。山頂はゴツゴツとした岩場で、そこからは太平山が堂々とした姿を見せてくれる。山の麓にあるのは、諏訪神社。本殿に使われている木の質感が、神社の歴史と威厳を醸し出している。そして、そこへとまっすぐにのびる長い参道。漫画に出てくる「裏山」の規模と変わらないのに、スケールが大きく感じられた。

神社までぐるりと歩いたあと、もとの場所に戻ってくると、女学生の数が増えていた。

よくみると、先生らしき女性がビニール袋からジュースを取り出し、学生たちに与えていた。

このコラムが掲載される頃、彼女たちの学校は勝ち進んでいるだろうか。それとも、清らかな涙で頬を濡らしたであろうか。磯山での練習の成果を、発揮できたであろうか。いずれにしても、筆者が栃木の最低山を登ったことを思い出す時、彼女たちの姿が一緒に思い出されるに違いない。
《久米成佳》
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