アトレティコ・マドリードは5月8日、リーガ・エスパニョーラ第37節でレバンテと対戦し1-2で敗れた。三つ巴の優勝争いを続けて来た3チームの中で1チームだけ星を落とし、タイトルレースから脱落した。
試合は前半2分、味方のパスに反応して抜け出したフェルナンド・トーレスが決め、幸先よくアトレティコが先制する。だが隙を突かれ同30分に追いつかれると、試合終了間際の後半45分に勝ち越しゴールを許した。
手痛い敗戦のあと、ディエゴ・シメオネ監督は「言い訳などない」と簡潔にコメントした。
「素晴らしいシーズンの終盤に来ており、バルセロナとレアル・マドリードと優勝を争っていた。それを私はうれしく思っていた。最終的にタイトルレースから脱落するのは痛みを伴うが、シーズン最後の瞬間まで戦うことに幸福感でいっぱいだ」
首位のバルセロナと勝ち点3差に開いたアトレティコは、直接対決の成績で上回ることができないため2位以下が確定した。
《岩藤健》
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