アトレティコがCL決勝進出、バイエルンは3大会連続スペイン勢に敗れる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

アトレティコがCL決勝進出、バイエルンは3大会連続スペイン勢に敗れる

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アトレティコがCL決勝進出、バイエルンは3大会連続スペイン勢に敗れる(c)Getty Images
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  • サッカー ゴール イメージ(c)Getty Images
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝は5月3日、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)対アトレティコ・マドリード(スペイン)のセカンドレグが行われた。試合はバイエルンが2-1で勝利したが、アウェーゴールの差でアトレティコの決勝進出が決まっている。

敵地での初戦を0-1で落としたバイエルン。逆転に向け試合開始からボールを支配し、アトレティコ陣内に攻め入った。攻勢を仕掛けるホームチームは前半31分、シャビ・アロンソのFKが壁に当たって直接決まり先制する。

さらにバイエルンは3分後、エリア内でハビ・マルティネスが倒されPKを獲得した。このビッグチャンスにキッカーはトーマス・ミュラー。しかし、アトレティコのGKヤン・オブラクがビッグセーブを見せ、この窮地を脱した。

後半に入っても攻め続けたバイエルンだが、次ぎに試合を動かしたのはアトレティコだった。フェルナンド・トーレスのスルーパスから、最終ラインの裏へ抜け出したアントワーヌ・グリーズマンが後半9分にネットを揺らす。

2戦合計スコアで再びリードしたアトレティコ。アウェーゴールを奪われたバイエルンは、逆転突破に2点が必要となった。3シーズンぶりの決勝進出と欧州制覇を目指すバイエルンは同29分、ロベルト・レヴァンドフスキのゴールで追い上げ、守備ではGKマヌエル・ノイアーがトーレスのPKをストップするなどホームで粘りを見せた。

だが決勝進出に必要な最後の1点は得られず、アトレティコの堅守に屈した。

最後まで目の離せない展開となった試合にファンからは、「バイエルン、やっぱりアウェーで無得点だったのが響いたな」「アトレティコがやってくれることは分かってたよ」「1回戦でオランダ王者、準々決勝でスペイン王者、準決勝でドイツ王者を破ったアトレティコさん」「めちゃくちゃ面白い試合だった」などの声が寄せられている。

一昨年はレアル・マドリード、昨年はバルセロナに準決勝で敗れていたバイエルン。これで3大会連続スペイン勢に決勝進出を阻まれた。

《岩藤健》

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