オリンピック発祥の地ギリシャで4月21日、リオデジャネイロ五輪の採火式が行われた。8月5日のマラカナン競技場到着を目指して聖火リレーも始まっている。
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が見守るなか、ギリシャの男子体操選手レフテリス・ペトルニアスを第1走者として、オリンピア遺跡から聖火リレーが開始された。
聖火は27日までギリシャ国内をリレーしたあと、アテネでリオデジャネイロ五輪組織委員会に引き渡される。開催国ブラジルでの聖火リレーは5月3日に首都ブラジリアから出発し、およそ1万2000人が26の州と500都市を通過してマラカナン競技場に届けられる。
南米大陸では史上初、南半球でも16年ぶり3度目の開催となるリオデジャネイロ五輪。開催に向けては工事の遅れや政治的な混乱も指摘されているが、果たしてスポーツの祭典は成功裏に終わることができるか。
《岩藤健》
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