アーセナルは前半18分、メスト・エジルが先制ゴールを決めリードする。同35分にはアレクシス・サンチェスのゴールでリードを2点に広げた。だが前半このまま折り返すかと思われた44分、ウェストハムはキャロルが決めて1点差に追い上げる。さらに前半終了間際の47分には、再びキョロルが同点ゴールを決め2-2でハーフタイムを迎えた。
後半に入って先手を奪ったのはウェストハム。右サイドから上がったクロスにキャロルが頭で合わせ、勝ち越しゴールを奪った。2点差を追いつかれ逆転されたアーセナル。後半25分にローラン・コシールニーのゴールで追いつき引き分けに持ち込むのが精一杯だった。
ここにきて勝ち点を落としたアーセナルにファンからは、逆転優勝の可能性は潰えたと見る「タイトルがかかった試合での勝負弱さは直らない」「2点先制しながら追いつかれ、後半もジルーが入るまでは押されっぱなしというメンタルの弱さが目立った」「アーセナルの逆転優勝はないなと確信する試合だった」「これで優勝はレスターかトッテナムのどちらかだな」「さよなら僕らの愛したアーセナル」などのコメントが寄せられている。
アーセナルは勝ち点59で3位にいるが、4位以下のクラブも追い上げを見せてきており気が抜けない。試合後の会見でアーセン・ベンゲル監督は、逆転優勝の望みは捨てないとしたが、同時に「我々も追撃を受けている。事態はシリアス。できるだけ高い順位で終える必要がある」と語った。
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— Arsenal FC (@Arsenal) 2016年4月9日