アトレティコはフェルナンド・トーレスに始まり、フェルナンド・トーレスに終わる試合だった。前半25分に先制ゴールを決めたトーレスだが、同29分に1枚目のイエローカードを出されると、同35分には2枚目のイエローが出る。サポーターを歓喜させた先制弾から、わずか10分での退場。
数的優位に立ったバルセロナはポゼッションを高め、アトレティコゴールを脅かし始める。そして後半18分、ルイス・スアレスが同点ゴールを決め追いついた。なおも攻め続けたバルセロナは同29分、リオネル・メッシからのパスを受けたスアレスが右に展開、ダニエウ・アウヴェスが上げたクロスを、ゴール前へ動き直していたスアレスが頭で合わせ逆転に成功した。
この試合にサッカーファンからは、「試合の入りはよかったんだけどねトーレス。スアレスは見事だったけど、退場がなければアトレティコだったかもな」「間違いなく今日の主役はトーレスだった」「バルセロナの逆転はさすが。主審は試合をコントロールできてなかったね」「この点差ならまだ分からない。アトレティコにもチャンスはある」「スアレスの勝負強さが光った」などの声が寄せられている。
ホームでのファーストレグを取ったバルセロナ。13日のセカンドレグに勝ち上がりをかける。