日本サッカー協会は3月17日、「2018FIFA ワールドカップロシア アジア2 次予選」の日本代表メンバーを発表した。3月24日にアフガニスタン、29日にシリアと対戦する。
DFに選出された選手に対して、ハリルホジッチ監督はそれぞれ以下のようにコメントした。
●酒井宏樹へのコメント
今のクラブでのシチェーションは難しいかもしれない。彼を励ますために会いに行った。彼も向上している選手。ハイレベルにいくためのフィジカルクオリティを備えた日本人に稀な選手だ。しかしそれを頻繁につかえているわけではない。彼には個人のビデオを用意しているので、彼と話をしながら向上させていければいいと思っている。
●酒井高徳へのコメント
彼もよくプレーする選手。先発を勝ち取ったのではないかと。丁寧にプレーするし、ディシプリンもある。A代表に呼ぶ資格があると思う。
●長友佑都へのコメント
インテルで常にプレーしている選手。右でも左もプレーする。現地に行って彼と本田と話した。本田にもゲームのなかでの役割、グループでの役割を伝えてきた。そして、イタリアでの経験をグループに話してくれと伝えた。特にDF面で。長友に関しては、ピッチ内もピッチ外も信用している。
●藤春廣輝へのコメント
現代フットボールに必要なサイドバックを表現できる選手。攻撃面にかなりのものをもたらせるのでは。国内試合では、攻守にわたって2つの役割が重要だ。
●吉田麻也へのコメント
まだ頻繁にプレーできているわけではない。向こうでの競争率がかなり高いからだ。先発で出なかった場合でも、身体をいつでも出場できるようにアドバイスした。トレーニングのやり方などを教えているし、とにかく先発をとってくれという話をしている。
●槙野智章へのコメント
世界有数のフォワードと対峙し、頑張ってはねかえしていた。このような試合を経て彼は向上していくと思う。各選手もこのような試合で成長していくだろう。
●森重真人へのコメント
体もいい状態だし、ディスカッションもして満足している。最近の試合では、丸山と森重のポジショニング、組み立て、カバーリングすべてよかった。無駄なファールもなく、ラインコントロールもしっかりしていた。
●昌子源へのコメント
彼もものすごい競争のなかに入らなければいけない。我々は彼にチャンスを与えるという決断をした。パワーもあるし向上するだろう。
●DF
長友 佑都 / Yuto Nagatomo
(インテル/ITA)
吉田 麻也 / Maya Yoshida
(サウサンプトン/ENG)
森重 真人 / Masato Morishige
(FC東京)
酒井 高徳 / Gotoku Sakai
(ハンブルガーSV/GER)
酒井 宏樹 / Hiroki Sakai
(ハノーファー/GER)
槙野 智章 / Tomoaki Makino
(浦和レッズ)
藤春 廣輝 / Hiroki Fujiharu
(ガンバ大阪)
昌子 源 / Gen Shoji
(鹿島アントラーズ)
《大日方航》
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