【津々見友彦の6輪生活】簡単メンテ!自転車の注油に「ノードリップ チェーンルーバー」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【津々見友彦の6輪生活】簡単メンテ!自転車の注油に「ノードリップ チェーンルーバー」

オピニオン コラム
【津々見友彦の6輪生活】簡単メンテ!自転車の注油に「ノードリップ チェーンルーバー」
  • 【津々見友彦の6輪生活】簡単メンテ!自転車の注油に「ノードリップ チェーンルーバー」
  • スプレータイプの注油は周辺を汚してしまう
  • フィニッシュライン「ノードリップ チェーンルーバー」
  • 「ノードリップ チェーンルーバー」のボトルにチェーンオイルを満たす
  • フィニッシュライン「ノードリップ チェーンルーバー」
  • フィニッシュライン「ノードリップ チェーンルーバー」
  • フィニッシュライン「ノードリップ チェーンルーバー」
  • 【津々見友彦の6輪生活】簡単メンテ!自転車の注油に「ノードリップ チェーンルーバー」
自転車で手軽にできるメンテナンスはチェーン洗浄と注油だ。週に一度は空気圧をチェックし、そしてサイクリング前にはチェーンのメンテナンスをすることにしている。

チェーンのメンテナンス後は走らせると心なしかぺダルも軽くチェーンもスムーズになる。1日5時間走ったとして、ケイデンス(クランクの回転数)を1分間に70回転とする。5時間あればその日は2万1000回転もぺダルを回すことになる。

もっとも自転車の場合は下りで漕いでいない場合もあるので、その7掛けとしても1万4000回ぐらいは漕いでいる。チェーンの注油不足で抵抗があるとそれだけ無駄な力を使うことになるし、チェーンにもストレスがかかる。

■何かと面倒な注油、こんなのが欲しかった!

チェーン掃除グッズはこれまで数種類を紹介した。それらで綺麗に汚れを取り去った後の注油だ。これは過去に色々と試した。

まず、小さなボトルから直接チェーンに垂らす方式。左手でオイルのボトルを持ち、右手で垂れるオイルをウエスで受けながら行うが、ひとりで作業するとある程度チェーンを左から右まで移動すると、右手でペダルを回してチェーンを一度移動させ、そこでまた注油を再開。それを何度か繰り返してやっと一回りになる。

せっかちな私にはどうもこれが面倒だ。何かもっと良い方法はないかと思い、次にスプレータイプにしてみた。長いノズルをチェーンに当てながらペダルを回す。ノズルからは水鉄砲みたいにオイルが飛び出すが、これもチェーンにノズル先を固定して綺麗に注油するのは至難の業だ。どうしても周辺を汚してしまう。

そして「こんなのが欲しかった!」と探し出したのが、フィニッシュライン製の「ノードリップ チェーンルーバー」だ。やはり誰でも悩みは同じだ。


フィニッシュライン「ノードリップ チェーンルーバー」

これは60mlの小さなボトルだが、その先端でチェーンに正確にオイルを垂らすため、注油口を常にチェーン上に固定させるガイドがある。注油口にはスポンジ状の樹脂素材が貼られ、オイルが無駄に滴り落ちないようになっている。チェーンを挟むガイド部分は左右に首を振るため、手がチェーンに近づき過ぎないようにも調整可能。60mlボトルと注油口用の2枚の交換パッド、それにボトルの密閉キャップがセットになっている。

まず空のボトルにチェーンオイルを満たす。スプレータイプのフィニッシュライン「ドライ バイク ルーブ」をそのままボトルにスプレーして移し、使ってみる。自転車をディスプレイスタンドに立て、チェーンリング上側チェーンの上部にボトルを当ててペダルを回す。するとボトルはチェーンから外れることなく、簡単に注油できる!


チェーンから外れず、注油が楽チン

左手でボトルを、右手ではペダルを回し続けられるので作業効率がとても良い。今度はチェーンリング下側のチェーン上部に変えた(ここまでやる必要はないのかも知れないが、チェーンの上下から注油するのでよりパーフェクトかと思った)。

ただひとつ気をつけなければならないのは、ノーオイルドリップ チェーンルーバーでもやはり真下にはオイルがタレてしまう。なので下には受けのウエスか、バットを置いておきたい。価格は720円(税抜き)とリーズナブルで、チェーンへの注油がとても楽になった。
《津々見友彦》

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